敬、怠に勝てば吉なり…
敬(けい)、怠(たい)に勝てば吉なり、怠、敬に勝てば滅ぶ。東洋古典『小学』にある言葉です。意味は、敬しみの心が怠の心に勝てば吉だが、逆に怠りの心が敬しみの心に勝てば、その結果は滅びに至る。まさに時を越え、国を越えて不変の真理。あなたはどう感じたでしょうか。
「敬」には”つつしむ”や”真心をこめてつとめる”という意味があります。一方で「怠」には”怠惰””なまける”といった意味でつかわれます。もし、怠が敬に勝ってしまうと堕落の道を歩むことになり、個人も会社も国も滅びに向かってしまう…なんとも怖いですが、ものごとの神髄をいいあらわしています。
心を敬に向かわせるか、怠に向かわせるか。これは誰の人生にとっても重要なことです。誰でも「敬、怠に勝てば吉なり」の人生を歩みたいもの。よき人に交わり、よく学び、よき氣を心身にまとっていく。古典はその大切さを教えてくれています。あなたは「敬、怠に勝てば吉なり」でしょうか。
2023.11.12
急に寒くなりました。さすがに紅葉のシーズン。朝からお店でしたが、全国世界各国からたくさんの方にご来店いただきました(^^スキマ時間には『致知』を読んでいましたが、さすがに勉強になることばかりです(^^今年も1か月半ほどですから、「敬、怠に勝てば吉なり」でいきたく思います(^^
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