No.2654 師資相承…

師資相承…

 師資相承(ししそうしょう)。なかなか聞くこともないむつかしい四字熟語。広辞苑を見ると、師から弟子へと道を次代に伝えていくこととあります。人類の歴史は師資相承の歴史。どの時代に生まれた人も尊敬したり、師と仰ぐ人がいるものです。

 講演家としても有名な円覚寺の横田管長は、先代管長の足立大進老子に30年以上も仕えられたという。ホテルや宿に宿泊したときは、となりの部屋で神経をとぎすまし、老子が目を覚まされるとすぐさま用事を足しに向かったとお話されています。「機微を察することが大切」。

 人は尊敬する人から知らず知らずのうちに多くを学びます。そういう人がいなくなったときに成長もとまってしまう。いかに自分の求める人と出会い、その人との関係を長く続けていくか。ここに師資相承の極意があるのかもしれません(^^あなたは長くいい関係を続けていますか?(^^

2024.6.5
 昨日は社員さんの声に耳を傾ける時間を長くとりました。いかに相手の状態を想像し話を聞くかはとても大切なことだと思います(^^

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